歯石除去やクリーニングは、歯周病治療の第一歩。高崎市の丸山歯科医院では、歯ぐきの状態に合わせたやさしい処置で、痛みに配慮したケアをご提供します。
歯ぐきの状態に応じて、一人ひとりに合った最適な方法をご提案します。
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※本ページは、高崎市丸山歯科医院(歯科医師:丸山和弘)が公式に提供しています。
歯石は、食べかすや細菌が集まったプラーク(歯垢)が、唾液中のミネラルによって石灰化してできた硬い無機質の塊です。無機質だけでは、炎症は起こりませんが、歯石表面には、たくさんの細菌が付着しています。歯石の内部は、炎症に影響がなくても表面はかなりの最近の巣窟になっているということなのです。
一度歯石になると歯みがきでは取り除けず、歯科医院での専門的なケアが必要です。
特に、歯ぐきの縁(歯肉縁上)や歯周ポケット内(歯肉縁下)に歯石がたまると、歯石表面の主に歯周病菌が歯ぐきの炎症・出血を引き起こし、歯周病を悪化させる原因になります。
そのため、歯石除去を行い機械的に歯周病菌の寝床ごと取り除くというのがスケーリング(歯石とり)の主な目的です。定期的な歯石除去は、歯周病予防・進行防止において非常に重要です。
当院では、以下のようなステップで歯石除去を行います。処置の内容や回数は、歯ぐきの状態や歯周病の進行度により異なります。
① 歯周ポケット検査(プロービング)
まず、歯と歯ぐきの間にある“歯周ポケット”の深さや出血の有無を確認し、歯周病の進行度をチェックします。
ポケットが浅い(〜3mm)場合は軽度、深い(4mm以上)の場合は中等度〜重度の可能性があるため、治療内容が変わります。
② スケーリング(超音波+手用器具)
超音波スケーラーや手用スケーラーを使って、歯面や歯ぐきの中に付着した歯石を丁寧に除去します。
軽度であれば麻酔なしで処置可能ですが、知覚過敏がある方や中等度以上の歯周病の場合は、表面麻酔や局所麻酔で痛みに配慮します。
③ スケーリング+ルートプレーニング(中等度以上の方)
歯周ポケットの中にある歯根表面のザラつきや細菌の膜(バイオフィルム)を滑らかに整え、再付着を防ぎます。数回に分けて行うことが多いです。
④ ポリッシング(仕上げのクリーニング)
歯石除去後は、専用のペーストとブラシで歯面の汚れや着色を除去し、なめらかに仕上げます。歯がツルツルになることで、再び汚れが付きにくくなります。
「歯石の付き方には個人差がありますが、6ヶ月に1回のクリーニングを推奨しています。
歯石は毎日の歯みがきだけでは完全に防げず、早い人では2〜3ヶ月で再び蓄積してきます。
特に以前に歯周病の既往がある方や、唾液が多く出る方、タバコを吸う方は歯石が付きやすいため、定期的なスケーリングで予防効果が高まります。
むし歯のチェックや噛み合わせの変化も起こるため、最低でも年に1度の定期検診をおすすめします。
「歯石取りは痛そう…」と不安を感じる方もいらっしゃいます。
丸山歯科医院では、以下のような痛みの少ない処置を徹底しています:
表面麻酔の使用で針を刺さずに処置できる範囲を拡大
麻酔が必要な場合でも極細針を使用し、注射時の痛みを軽減
強い知覚過敏がある箇所は、冷却や麻酔の工夫で対応
逆に麻酔が苦手でスケーリングしてほしいなど
痛みに不安がある方も、どうぞお気軽にご相談ください。
歯ぐきの腫れ・出血
慢性的な口臭
歯のグラつき
最終的には「歯を支える骨」が溶けてしまうことも…
歯石除去は、歯周病を進行させないための“最初の一歩”です
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