🛡️ 医療情報監修・執筆者:院長 丸山和弘 2007年よりAll About「歯の健康ガイド」として、歯の健康に関する情報記事を500本以上執筆・監修しています。当院の治療情報は、厚生労働省の医療広告ガイドラインおよび、確かな医療実績に基づいて発信しています。
高崎市で歯周病治療や歯石取り・クリーニングをご希望の方へ。丸山歯科医院では、歯ぐきの腫れ、出血、口臭、歯石の付着、歯がぐらつくなどの症状に対して、歯周病の進行状態を確認したうえで治療をご案内しています。
歯周病は、初期には強い痛みが出にくく、気づかないうちに進行することがあります。歯ぐきの炎症が続くと、歯を支える骨に影響し、進行すると歯が動く・噛みにくい・抜歯が必要になることもあります。
丸山歯科医院では、歯周検査、レントゲン確認、歯石除去、ブラッシング指導、定期的なクリーニングを通じて、歯周病の進行予防と再発防止をサポートしています。
歯周病は、歯のまわりに付着したプラーク(歯垢)や歯石が原因となり、歯ぐきに炎症が起こる病気です。炎症が続くと、歯ぐきだけでなく、歯を支える骨にも影響することがあります。初期には、歯ぐきの腫れ、歯みがき時の出血、口臭、歯ぐきの違和感などが見られることがあります。ただし、強い痛みが出にくいため、気づかないうちに進行していることもあります。進行すると、歯ぐきが下がる、歯が長く見える、食べ物が詰まりやすい、歯がぐらつく、噛みにくいといった症状につながることがあります。
【歯周病の主な原因】
歯周病の大きな原因は、歯と歯ぐきの境目にたまるプラークです。プラークが残った状態が続くと、歯ぐきに炎症が起こりやすくなります。また、プラークが硬くなった歯石は、歯みがきでは落とすことができません。歯石が付着したままになると、さらに汚れがたまりやすくなり、歯ぐきの炎症が続く原因になります。歯周病は、毎日の歯みがきだけでなく、喫煙、糖尿病、歯ぎしり・噛みしめ、生活習慣、ストレスなどとも関係することがあります。お口の状態だけでなく、全身状態や生活習慣も含めて確認することが大切です。
【歯周病の進行段階と症状】 ※(イメージ画像:左から右に向かって重症です。内部の骨が溶けて炎症を起こしていきます。) 歯周病は、軽度から重度まで段階的に進行します。
軽度の歯周病: 歯ぐきの腫れや出血が中心で、歯を支える骨への影響はまだ少ないことがあります。この段階で歯石除去や歯みがきの見直しを行うことが重要です。
中等度まで進行: 歯周ポケットが深くなり、歯を支える骨が少しずつ減っていくことがあります。歯ぐきが下がる、口臭が気になる、食べ物が詰まりやすいなどの症状が出ることもあります。
重度になると: 歯がぐらつく、噛みにくい、歯ぐきから膿が出るなどの症状が見られることがあります。状態によっては、歯を残せるかどうかの判断が必要になる場合もあります。
【歯周病チェックリスト(ひとつでも気になる症状があれば早めの確認をおすすめします)】
朝起きたとき、口の中がネバつく
歯みがきのときに出血する
歯ぐきが赤い、腫れている
口臭が気になる
歯ぐきが下がって、歯が長く見える
食べ物がよく詰まるようになった
歯が浮いた感じがする
歯がぐらつくような感覚がある
歯石が付いていると言われたことがある
【当院での歯周病検査とケア】
歯周病の状態を確認するためには、歯ぐきの見た目だけでなく、歯周ポケットの深さ、出血の有無、歯の動き、歯石の付着、レントゲンによる骨の状態確認が必要です。丸山歯科医院では、お口の状態を確認したうえで、以下の対応を包括的に行っています。
歯周ポケット検査
レントゲンによる骨の状態確認
歯石除去・スケーリング
必要に応じたルートプレーニング
ブラッシング指導
生活習慣や清掃方法のアドバイス
定期的なメンテナンス 歯周病は自然に改善しにくいため、気になる症状がある場合は早めの確認が大切です。一度処置して終わりではなく、再発予防のための継続的なケアをご案内しています。
歯石除去やクリーニングは、歯周病治療と予防の基本となる処置です。歯石は歯みがきでは取り除けないため、歯科医院で専用の器具を使って除去する必要があります。処置の内容や回数は、歯石の量、歯周ポケットの深さ、歯ぐきの炎症の程度によって異なります。痛みに不安がある方にも、状態に合わせてできるだけ負担に配慮しながら進めています。
【歯石とは?なぜ除去が必要なのか】
歯石は、歯の表面に付着したプラークが、唾液中の成分によって硬くなったものです。一度歯石になると、通常の歯みがきでは取り除くことができません。歯石そのものは硬い沈着物ですが、表面には細菌が付着しやすく、歯ぐきの炎症や出血、口臭、歯周病の進行に関係することがあります。特に、歯ぐきの近くや歯周ポケットの中に歯石がたまると、歯ぐきの炎症が続きやすくなります。そのため、歯科医院で歯石を取り除き、歯の表面を清潔に保つことが大切です。
【当院で行う歯石除去の流れ】
歯石取りやクリーニングは、お口の状態を確認したうえで行います。歯ぐきの炎症が強い場合や、歯周ポケットが深い場合には、数回に分けて処置を行うことがあります。
① 歯周ポケット検査(プロービング): まず、歯と歯ぐきの間にある歯周ポケットの深さや、出血の有無を確認します。あわせて、歯石の付着状態、歯ぐきの腫れ、歯の動き、必要に応じてレントゲンで骨の状態確認を行います。検査結果によって、歯石除去の方法や通院回数が変わります。
② スケーリング(超音波+手用器具): スケーリングは、歯の表面や歯ぐきの近くに付着した歯石を取り除く処置です。超音波スケーラーや手用の器具を使って、歯石や汚れを除去します。歯石の量が少ない場合や歯ぐきの炎症が軽い場合は、麻酔を使わずに処置できることもあります。一方で、知覚過敏がある方や、歯ぐきの中に歯石が多い方では、痛みに配慮して表面麻酔や局所麻酔を使用することがあります。
③ ルートプレーニング(中等度以上の方): 歯周ポケットの中に歯石が付いている場合には、歯の根の表面をきれいにするルートプレーニングを行うことがあります。歯の根の表面に残った歯石や汚れを取り除き、歯ぐきが落ち着きやすい状態を目指します。歯周病が進行している場合は、数回に分けて処置を行うことがあります。
④ ポリッシング(仕上げのクリーニング): 歯石除去のあとには、専用 of 器具やペーストを使って歯の表面をなめらかに整えます。表面を清掃することで、汚れが再び付きにくい状態を目指します。着色や茶しぶ、タバコのヤニなどが付いている場合も、状態に応じてクリーニングを行います。ただし、着色除去は歯周病治療とは目的が異なるため、お口の状態に合わせてご案内します。
【歯石取りはどれくらいの頻度で必要ですか?】
歯石の付きやすさには個人差があります。歯みがきの状態、唾液の性質、歯並び、喫煙、歯周病の進行度などによって、歯石がたまる速さは変わります。歯ぐきの状態が安定している方でも、年1〜2回程度の定期検診とクリーニングをおすすめしています。歯周病の既往がある方、歯石が付きやすい方、歯ぐきの炎症が出やすい方では、3〜6か月ごとの確認が役立つことがあります。定期的な確認により、歯石だけでなく、むし歯、噛み合わせ、詰め物・被せ物の状態もチェックできます。
【歯石を放置するとどうなりますか?】
歯石が付いたままになると、歯ぐきの炎症が続きやすくなります。歯ぐきの腫れ、出血、口臭、歯周ポケットの悪化につながることがあります。歯周病が進行すると、歯を支える骨が減り、歯がぐらつくことがあります。早い段階で歯石を取り除き、歯ぐきの状態を確認することが大切です。
歯ぐきにおできのようなふくらみや、しこりができることがあります。 原因としては、歯周病(歯周ポケットからの排膿)だけでなく、「歯の神経が死んでしまい、根の先(根尖病変)に膿が溜まっているケース(フィステル)」など、根管治療が必要な状態が深く関係していることもあります。
見た目だけで原因を判断することは不可能なため、レントゲン検査での骨の確認が必要です。痛みが少ない場合でも、繰り返し腫れる、膿が出る、違和感が続く場合は放置せず早めにご確認ください。
親知らずのまわりの歯ぐきが腫れる、奥歯の奥が痛い、口が開けにくい、違和感が続くといった症状は、親知らず周囲の炎症(智歯周囲炎)が関係していることがあります。丸山歯科医院では、親知らずの生え方、炎症の有無、隣の歯への影響を確認したうえで、洗浄・消毒・経過観察・抜歯の必要性についてご説明しています。すべての親知らずを抜く必要があるわけではありません。
【よくある親知らずの症状】
親知らずは一番奥に生える歯のため、スペースが足りない場合、まっすぐに生えず、斜めや横向きに埋まったり、一部だけ歯ぐきから出た状態になったりすることがあります。半分だけ出ている状態では、歯ぐきとのすき間に汚れがたまりやすく、次のような症状が見られることがあります。
奥歯の奥の歯ぐきが腫れる / 親知らずの周囲が痛い / 頬やあごの下に違和感がある
噛むと違和感がある / 口が開けにくい / 飲み込むときにのどの奥が痛い
口臭が気になる / 疲れたときに腫れを繰り返す
【放置するとどうなりますか?】
親知らずの炎症をそのままにしておくと、腫れや痛みを繰り返すことがあります。また、親知らずの手前の歯とのすき間に汚れがたまり、隣の歯(第二大臼歯)がむし歯になることがあります。歯ブラシが届きにくい位置にある場合は、歯ぐきの炎症や口臭の原因になることもあります。炎症が強いときには、すぐに抜歯できない場合もあります。その場合は、まず洗浄・消毒・投薬などで炎症を落ち着かせてから、抜歯の必要性を判断することがあります。
【親知らずは必ず抜く必要がありますか?】
すべての親知らずを抜く必要はありません。まっすぐ生えていて、しっかり噛んでおり、歯みがきもしやすい場合は、経過観察でよいことがあります。一方で、斜めや横向きに生えている、清掃が難しい、腫れや痛みを繰り返す、隣の歯に悪影響がある場合は、抜歯を検討します。判断には、親知らずの向き、根の形、神経との位置関係、隣の歯の状態、炎症の程度などを確認する必要があります。
【当院での対応方針】
丸山歯科医院では、まずお口の中を確認し、必要に応じてレントゲンで親知らずの位置や生え方を確認します。炎症がある場合は、洗浄や消毒を行い、必要に応じて薬を使いながら症状を落ち着かせます。そのうえで、経過観察でよいか、抜歯を検討するかをご説明します。親知らずが骨の中に深く埋まっている場合、神経に近い場合、抜歯の難易度が高い場合には、口腔外科のある医療機関をご紹介することがあります。
Q. 歯石取り(クリーニング)の痛みに配慮した工夫はありますか?
A. 「歯石取りは痛そう」と不安に感じる方もいます。歯ぐきの炎症が強い場合や、歯石が歯ぐきの中に深く付いている場合は、しみる・響く・出血することがあります。丸山歯科医院では、歯ぐきの状態を確認しながら、必要に応じて表面麻酔や局所麻酔を使用し、できるだけ痛みに配慮して処置を行っています。麻酔が苦手な方、以前の歯石取りで痛みが強かった方、知覚過敏がある方は、事前にご相談ください。状態に合わせて、処置の進め方を調整します。
Q. 歯石を放置すると最終的にどうなりますか?
A. 歯石の表面はザラザラしており、細菌の格好の温床になります。放置すると炎症が奥へと進行し、歯を支えている骨が溶かされ、最悪の場合は歯が自然に抜け落ちたり、抜歯を余儀なくされてしまいます。早い段階でリセットすることが大切です。
Q. 親知らずを抜くと小顔になりますか?
A. 一般的に、親知らずの抜歯だけで目に見えて顔が小さくなるとは考えにくいです。抜歯の本来の目的は、周囲の頑固な炎症や、手前の大事な第二大臼歯が巻き添えでむし歯になるのを防ぐことです。
Q. 強く腫れているときに、その場ですぐ抜歯できますか?
A. 急性炎症で強く腫れているときは、麻酔が非常に効きにくく、術後の腫れや感染リスクも高まります。そのため、まずは当日に「洗浄・消毒・抗菌薬の処方」を最優先して炎症を落ち着かせ、後日、状態が安定した安全なタイミングで抜歯を行います。
Q. 親知らずは痛みがないうちに抜いた方がいいですか?
A. 状態によります。腫れや痛みを繰り返す可能性が高い親知らずでは、症状が落ち着いている時期に抜歯を検討することがあります。一方で、問題なく清掃できている場合は、経過観察になることもあります。ちなみに左の画像の状態では抜歯は行いません。
Q. 大学進学や就職前に相談した方がいいですか?
A. 親知らずの状態によっては、忙しくなる前に確認しておくと安心です。すぐに抜歯が必要とは限りませんが、レントゲンで位置を確認しておくことで、今後の見通しを立てやすくなります。
歯周病は、一度歯科医院で処置して終わりではありません。再発を予防するためには、日々の丁寧な歯みがき(フロス・歯間ブラシの併用)といったセルフケアと、歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアの両輪を続けることが大切です。
歯ぐきの腫れ、出血、口臭、歯のぐらつき、または親知らずの違和感が気になる方は、手遅れになる前にいつでもご相談ください。
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