🛡️ 医療情報監修・執筆者:院長 丸山和弘 2007年よりAll About「歯の健康ガイド」として、歯の健康に関する情報記事を500本以上執筆・監修しています。当院の治療情報は、厚生労働省の医療広告ガイドラインおよび、確かな医療実績に基づいて発信しています。
高崎市で入れ歯治療をご検討の方へ。丸山歯科医院では、初めて入れ歯を作る方、今の入れ歯が合わない方、噛みにくい・痛い・外れやすいなどのお悩みがある方のご相談に深く対応しています。
部分入れ歯から総入れ歯まで、お口の状態や残っている歯の本数、生活習慣、ご希望を確認したうえで、保険の入れ歯・自費の入れ歯を含めた最適な治療方法をご説明します。入れ歯は作って終わりではなく、使いながら精密に調整していくことが大切です。違和感、痛み、噛みにくさ、見た目のお悩みがある場合も、どうぞお気軽にご相談ください。
歯を失うと、「しっかり噛めない」「話しにくい」「見た目が気になる」「食事を楽しみにくい」など、日常生活の質に大きな影響が出ることがあります。歯が数本欠けた状態のまま放置しておくと、周囲の健康な歯が空いたスペースに傾き、お口全体の噛み合わせがドミノ倒しのように悪化してしまいます。入れ歯は、そうした連鎖的な悪化を防ぐための極めて大切な選択肢です。
当院では、患者様が抱えるリアルな問題に対して、現在の状態から逆算した最適な設計を行います。
入れ歯が当たって痛い・歯ぐきに傷ができる
食事や会話の最中にポロポロと外れやすい
左右のバランスが悪く、うまく噛めない
あごの骨が痩せてきて、入れ歯がゆるくなってきた
笑ったときに金属のばね(クラスプ)が見えるのが気になる
入れ歯が割れた、欠けた、ヒビが入った
これらの症状は、入れ歯の精密な調整、裏打ち(リライニング)、部分的な修理、または最新の素材を用いた再設計によって、劇的に改善できる場合があります。
失った歯の本数が一部の場合に使用する取り外し式の入れ歯です。たとえば「奥歯が2本だけ抜けた」というようなケースでは、周囲の健康な歯に金属や樹脂製のばね(クラスプ)を引っかけて固定します。残っている大切な歯の健康状態や、お口全体の噛み合わせのバランスを精査して設計を決定します。
使い始めは「違和感がある」「話しにくい」「少し痛いかも」と感じることがありますが、これはお口の筋肉が新しい装置に慣れようとする自然な反応です。
最初はやわらかい食べ物から始める
無理に長時間使わず、少しずつ装着時間を延ばしていく
使用後は毎日清掃し、就寝時は原則として外して歯ぐきを休ませる
もし痛みやゆるみが続く場合は、遠慮なくご相談ください。調整で快適さは大きく変わります。
上下どちらか、または両方の歯がすべて失われている場合に使用します。総入れ歯はばねをかける歯がないため、あごの粘膜や骨の形、唾液の分泌量による吸着力、そしてミリ単位の噛み合わせの高さによって装着感が劇的に変わります。実際に生活の中で使いながら、段階的に調整を重ねて吸いつくような使い心地へ近づけていきます。
最初はぴったり合っていた入れ歯も、時間が経つと「合わない」「痛い」と感じるようになってきます。これは製品の不良ではなく、お口という生体が日々変化しているからに他なりません。
あごの骨(歯槽骨)や歯ぐきの粘膜が少しずつ痩せて退縮する
日常的な強い咀嚼(噛み合わせ)の力で、特定の場所だけ過度にあたる
長年の使用による金属のわずかな変形や、プラスチック樹脂の摩耗・経年劣化
残っている歯の移動や欠損による、噛み合わせバランスの変化
こうしたお口の中の変化は避けられないものです。しかし、無理に使い続けるとお口全体の健康バランスを崩す原因になります。「ちょっと気になるな」と感じたときこそ、微調整や修理の絶好のタイミングです。
違和感が強い・痛みがある: 入れ歯のフチや内側の一部が粘膜に強く当たっている可能性があります。その過圧部位を特定し、わずかに削って滑らかに整えるだけでも痛みが大きく改善します。
ゆるくて外れやすい・ガタつく: 入れ歯の内面の形を現在の歯ぐきの形に合わせる「リライニング(内面の裏打ち)」を施すことで、本来のフィット感と吸着力をその場で回復できます。
噛みにくい・片側でしか噛めない: 噛み合わせの細かな高さを確認・修正し、左右均等に力が分散するようにバランスを再構築します。
入れ歯が割れた・人工歯が欠けた: 当院では院内での迅速な修理や補強に対応しており、ほとんどの場合、当日〜数日以内という短期間でお返しすることが可能です。状況によっては、修理期間中にご不便がないよう簡易的な代替入れ歯をご用意することも可能です。
基本的な調整や、保険で作られた入れ歯の修理は保険適用の範囲内で行えます。ただし、以下のようなケースでは自費診療(保険適用外)の扱いとなりますので事前に丁寧にご説明いたします。
自費で作製された入れ歯(金属床など)の、金属鋳造部分におよぶ大きな破損の修理
ノンクラスプデンチャー(ばねのない入れ歯)の、特殊な特殊樹脂を用いた修理・裏打ち
経年劣化や損傷の程度が大きく、修理の範囲を超えて作り直しに近い対応が必要な場合
「人前で話すときや、笑ったときに金属のばねが見えるのがどうしても気になる」「周囲に入れ歯を入れていることに気づかれたくない」という見た目(審美性)に関する強いお悩みに対応できるのが、ノンクラスプデンチャー(ばねの見えない入れ歯)です。
ノンクラスプデンチャーは、金属製のばね(クラスプ)を一切使用しない、最先端の部分入れ歯です。従来の金属ばねの代わりに、歯ぐきの色と完全に調和する特殊なピンク色の樹脂(弾性プラスチック)で入れ歯全体を支えて固定します。お口を開けても装置が周囲に溶け込むため、特に前歯の欠損や、お仕事などで人と対面する機会が多い方に選ばれています。
見た目がきわめて自然: 金属特有のギラつきがなく、至近距離で見られても入れ歯だと気づかれにくい美しさがあります。
金属アレルギーの心配がない: 金属を一切使用しないノンメタル設計が可能なため、金属アレルギーをお持ちの方も安心して装着できます。
軽くて薄く、装着感が快適: 樹脂自体に適度な柔軟性と強さがあるため、従来の保険の入れ歯よりも薄く、軽く作ることができ、お口の中がすっきりします。
隣の歯を痛めにくい: 残っている健康な歯を柔軟な樹脂で優しく包み込むように固定するため、金属ばねのように隣の歯を強く揺さぶる負担を最小限に抑えられます。
比較的リーズナブル: 高度な自費の金属床入れ歯と比較した場合、高い審美性を持ちながらも費用を抑えて作製することができます。
保険適用外(自費診療): 厚生労働省の保険外制度となるため、初期費用は保険のものより高くなります。
大きな欠損には不向き: 多くの歯を失っている広範囲なケースでは、樹脂の柔軟性が裏目に出て強度が不足するため、設計できないことがあります。
素材の経年劣化: 丁寧に使用していただいても、材質の特性上、5年程度でのメンテナンスや再製作が一つの目安となります。
修理の難易度: 特殊な熱可塑性樹脂を使用しているため、通常のクリニックでの即日修理や調整が難しく、専門の加工を要する場合があります。
「今の保険の入れ歯は分厚くて話しにくい」「食べ物の温かさや冷たさを感じられず、食事が美味しくない」「もっとお肉や固いものをしっかり噛みしめたい」――そのような機能性と快適性の極みを求める方に最適な選択肢が、金属床入れ歯(きんぞくしょういれば)です。
金属床入れ歯は、歯ぐきや上あごの粘膜に触れる主要な土台部分(床:しょう)が、チタンやコバルトクロムなどの極めて頑丈な生体用金属で作られている最高級の入れ歯です。総入れ歯・部分入れ歯のどちらの設計にも広く適用でき、床以外の人工歯や外観のプラスチック部分は、お口の粘膜に合わせた自然な仕上がりを再現します。
極限の「薄さ」による違和感の解消: 保険のプラスチック入れ歯は、割れないように約2〜3mmの厚みが必要です。一方、金属床は強靭な金属を用いるため、わずか約0.5mmという約1/4〜1/5の薄さで設計可能です。
これによりお口の中の容積が広がり、異物感が激減し、発音(しゃべりやすさ)が劇的に向上します。特に上あごの総入れ歯では、口蓋(上あごの裏側)を覆う範囲を最小限に抑えられます。
お食事が美味しくなる「優れた熱伝導性」: プラスチックは熱を遮断してしまいますが、金属は熱を瞬時に伝えます。お味噌汁の温かさや、冷たいお茶の温度がお口全体にダイレクトに伝わるため、味覚だけでなく「温度」という食事本来の楽しみを取り戻すことができます。
驚異の耐久性と「たわまない噛み心地」: 非常に頑丈で割れにくいため、強い力で噛んでも入れ歯自体が「たわむ(変形する)」ことがありません。残っているあごの骨や歯に無駄な負担をかけず、固いものでもしっかりと力を入れて咀嚼することができます。
適切な定期メンテナンスを継続することで、特に総入れ歯においては20年近くにわたり快適に使用されている患者様もいらっしゃいます。
保険適用外(自費診療): 精密な型取り、特殊な金属鋳造技術、および厳選された材料を使用するため、費用は高くなります。
金属アレルギーへの配慮: 金属アレルギーの心配がある方には、事前のアレルギー確認が必要です。当院ではアレルギーを起こしにくい高純度チタン製などの選択肢を豊富にご用意しています。
専門的な修理対応: 非常に強固な金属加工を伴う大きな修理が必要になった場合は、院内での即日対応が難しく、専門の技工所に数日間預ける必要があります。
A. 抜歯したその日のうちに装着できる「即時義歯(仮の入れ歯)」をあらかじめ準備しておくことができることもあります。
ただし、抜歯した後の歯ぐきは1〜2か月かけて形が大きく変わっていきます。そのため、あごの骨や粘膜が完全に治癒して形が安定した段階(抜歯後1〜2か月後)で、本格的な本入れ歯の製作へと移るのが最も適合性の高い入れ歯を作る王道です。
A. 一般的な保険の入れ歯の場合、型取りから噛み合わせの合わせ、試適を経て完成まで、通常3〜4回の通院(期間にして約2〜3週間程度)が必要です。
自費の特殊な精密入れ歯の場合はさらに工程が増えるため、調整を含めて1か月〜1か月半ほどかかることもあります。ご旅行やイベント等でお急ぎの場合は、事前にスケジュールをご相談ください。
A. 個人差がありますが、早い方で1週間程度、長くても2〜3週間ほど日常的に使うことで、多くの方がお口の筋肉の使い方を覚えて慣れていかれます。
最初は舌の位置が変わるため発音がしづらい(特にサ行・タ行)と感じることもありますが、1〜2週間程度の練習と順応で自然に改善するケースがほとんどです。
A. 保険診療と自費診療で料金体系が大きく異なります。
保険適用: 3割負担の場合、上下どちらか片あごにつき概ね 5,000円〜15,000円前後 が目安です(歯の本数や設計により変動)。
自費診療(ノンクラスプデンチャー・金属床など): 当院では素材や設計、症例の複雑さに応じて 12.8万円・25万円 の明確な費用設定を設けています。
治療開始前に総額の御見積書を提示し、ご納得いただいてから開始します。
A. ご自身で市販のヤスリ等で削ったり、金具をペンチで曲げたりすることは絶対におやめください。
全体の噛み合わせのバランスが崩れ、入れ歯が完全に壊れて修復不能になる原因になります。痛みや違和感があるときは無理に使わず、すぐに当院へお持ち込みください。プロの手による細かな調整を行うことで、劇的に快適さを取り戻せます。
A. あごの骨の健康状態やメンテナンスの有無により異なりますが、一般的には 5年〜7年 が一つの目安です。
ただ、寿命といっても本体が壊れるだけでなく、「あごの形が変わって合わなくなる」ことが多いため、定期的な点検と内面の張り替えを行っていれば、それ以上の長期にわたって快適に愛用していただくことが可能です。
A. はい、快適な噛み心地を長く保つために、少なくとも 年1〜2回の定期検診 を強くおすすめしています。
検診では、微細なゆがみや擦り減りの早期チェック、歯ぐきや骨の変化に合わせたその場での適合微調整、残っている健康な歯のむし歯・歯周病予防、そしてプロによる専用機器での除菌・洗浄を行います。
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